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2018年12月12日
浜松市
中部電力株式会社
中部ガス株式会社・ガステックサービス株式会社
三菱商事株式会社
浜松市(市長:鈴木 康友)、中部電力株式会社(所在地:名古屋市東区、代表取締役社長:勝野 哲、以下「中部電力」)、サーラグループ中核会社の中部ガス株式会社およびガステックサービス株式会社(所在地:愛知県豊橋市、代表取締役社長:鳥居 裕、以下「中部ガス・ガステックサービス」)および三菱商事株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:垣内 威彦、以下「三菱商事」)は、本日から2019年2月まで、中部電力の電力スマートメーター通信システムを活用した電力・水道・ガスの使用量データの遠隔収集に関する実証実験(以下、本実証実験)を浜松市内にて実施します。
浜松市では、「浜松市エネルギービジョン」に定めるエネルギーに対する不安のない強靱で低炭素な社会「浜松版スマートシティ」の実現を目指し、官民連携により様々なプロジェクトを研究しています。
こうした中、ICTを活用したスマート化は、人口減少・超高齢化社会において、エネルギー分野はもとより、広く市民生活の中でのイノベーションにつながることが大いに期待されます。
本実証実験では、スマート事業の取り組みの根幹となる地域内の電力・水道・ガスの使用量データの収集に関して、低コストかつ効率的な通信ネットワークの構築の実現を目的に、浜松市内の戸建住宅に設置された電力・水道・都市ガス・LPガスの各メーターのデータ等を一元的に収集・管理するデータ収集システムの構築・検証を行います。
また、収集されたデータを用いて、より快適で便利な市民生活に寄与するデータ利活用・サービス提供の検討も進めてまいります。
浜松市および中部電力、中部ガス・ガステックサービス、三菱商事は、今後も連携しながら、それぞれが保有するインフラや知見を組みあわせ、社会課題の解決に取り組んでまいります。
実証実験概要
1. 実証実験期間
2018年12月~2019年2月
期間 | 主な実施内容 |
12月~1月 | フィールド実証でのデータ収集・技術検証 |
2月 | 業務効率化、データ活用の検証 |
2. 実証試験場所・対象
浜松市内の戸建住宅 5戸
3. 実証環境の全体像・検証項目
本実証では、ガスメーターおよび水道メーターの使用量データを、中部電力の電力スマートメーターに無線で送信できる装置を取り付け、電力スマートメーター通信システムを活用し、自動的に電力・ガス・水道の使用量データを収集します。
本実証における主な検証項目は、以下のとおりです。
<検証項目>
●水道・ガスメーターと電力スマートメーター間の電波伝搬検証
●電力・水道・ガスを組み合わせた新たなデータ利活用検討
●水道・ガス事業体における検針業務への適合検討
(水道・ガスメーターのデータ収集・制御におけるレスポンスの評価等)
<実証環境の全体像>
<参考>実証場所における設備環境
以上
情報提供:JPubb