プレスリリース

powered by JPubb

本ページでは、プレスリリースポータルサイト「JPubb」が提供する情報を掲載しています。

2018-12-08 03:00:00 更新

ネバダ州、ラスベガス市、NTT、スマートシティをさらに推進(NTT持株)

2018年12月8日

ネバダ州
ラスベガス市
日本電信電話株式会社

ネバダ州、ラスベガス市、NTT、スマートシティをさらに推進

ラスベガス発、-2018年12月7日(米国時間)- ネバダ州ラスベガス市 、および日本電信電話株式会社(NTT)は、本日、2018年9月から実施している実証実験の成果に基づき、先端技術を活用したスマートシティ推進について合意しました。具体的には、NTTグループ(NTT、NTTデータ、ディメンション・データ、NTTコミュニケーションズ、NTTコムウェア、NTTセキュリティ)は、2019年春より、ラスベガス市に対してスマートシティソリューションを商用提供します。ラスベガス市は、2019年夏に予定されている市民向けサービス提供に向けて、試行利用サービスを開始します。また、ネバダ州、ラスベガス市、NTTは、ラスベガス市ダウンタウンエリアにある同市の新たなブリーフィングセンターの活用を通じて、スマートシティソリューションの機能拡張や他都市への展開について、さらに連携を進めます。

今回の実証実験において、NTTグループは、ラスベガス市のイノベーション地区に、高解像ビデオカメラ、音響センサーおよびIoTデバイスを配備し、ラスベガス市職員の現場状況認識に役立つ情報を収集・分析しました。また、将来の経済的な機会を創出する交通管理等を実現するためのデータ基盤について、ラスベガス市と共同で検証を進めてきました。

ネバダ州のブライアン・サンドバル知事は、「本日の発表は、ネバダ州とラスベガス市、NTTの強力なパートナーシップの延長線上にあります。2018年8月に貿易使節団として日本を訪れた際に、私たちはラスベガス市のスマートシティへの取組が最先端であることを確認しました。ラスベガス市での取組に併せて、ネバダ州がスマートリージョンとして最先端のリーダーとなることを非常に楽しみにしています。」と述べています。

NTTのスマートシティソリューションは、センサー近くにマイクロデータセンタを設置し、映像や音声データに加え、犯罪履歴、天候データ、SNS情報などのデータを統合し、区域内の状況認識を向上します。 また、NTTグループが有する技術「corevo®」(※1)を活用したAIや機械学習技術などの状況分析技術を活用して、異常と思われるパターンを検出し当局に警告を発出することにより、初期対応の時間短縮を実現します。

このスマートシティソリューションは、NTTの革新的なコグニティブ・ファウンデーション®のアーキテクチャに基づいて構築されており、デバイスやネットワーク、クラウドに至るまで、情報通信技術(ICT)リソースの遠隔での作成、管理、および運用を可能にします。 また、本ソリューションは、Dell EMCのハイパーコンバージドインフラストラクチャ(※2)やIoT ゲートウェイ、予測分析アプリケーションをホスティングするVMwareの仮想化ソフトウェアを組み込んでいます。

ネバダ州、ラスベガス市、NTTによるスマートシティの取組は、安全で信頼性が高く効率的な技術を提供し、経済成長を促進することを目的として設立された、ラスベガス市の取組である「Innovate.Vegas」にも貢献します。ラスベガス市のキャロライン・グッドマン市長は、「未来は今ここにあり、政府は、地域社会の問題に取り組み都市をより住みやすくすることに役立つ技術を受け入れる準備ができていなければなりません。 ラスベガス市は、国内でも有数のデジタル都市であることを誇りに思っています。 今後も継続的な関係構築と飛躍を目指し、NTTなどの企業とのパートナーシップを推進していきます。」と述べています。

NTTの澤田純社長は、「ラスベガス市におけるスマートシティ実証実験を通じて、先端技術を活用することによりConnected Societyを創造できる可能性を示すことができました。実証実験において培った技術や経験について、ネバダ州他都市に展開するとともに、スタジアム、工場等への新しい活用を推進します。」と述べています。

NTTグループがラスベガス市にて実施している実証実験についてはこちらをご覧ください。

  • (※1)「corevo®」は日本電信電話株式会社の商標です。(http://www.ntt.co.jp/corevo/
  • (※2)ハイパーコンバージドインフラストラクチャ:サーバ、ストレージ、ネットワークなど従来別個に構成していた機能を統合するとともに、拡張性に優れたラックまたはアプライアンスを使用することにより、シンプルな管理、高度なパフォーマンス、柔軟性に優れた拡張性を備えた次世代データセンターを実現するためのパッケージ製品

報道関係の方のお問い合わせ先

日本電信電話株式会社

広報室
Tel:03-5205-5550
Email:ntt-cnr-ml@hco.ntt.co.jp

ニュースリリースに記載している情報は、発表日時点のものです。現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

NTT持株会社ニュースリリースインデックスへ


情報提供:JPubb

プレスリリース一覧に戻る