プレスリリース

powered by JPubb

本ページでは、プレスリリースポータルサイト「JPubb」が提供する情報を掲載しています。

2018-10-23 00:00:00 更新

オーストラリア イクシスLNGプロジェクト 液化天然ガス(LNG)の出荷開始について

平成30 年 10 月 23 日
各 位
会社名 国際石油開発帝石株式会社
代表者名 代表取締役社長 上田 隆之
(コード番号 1605 東証第一部)
問合せ先 広報・IR ユニットジェネラルマネージャー 細野 宗宏
電話番号 03-5572-0233


オーストラリア イクシス LNG プロジェクト
液化天然ガス(LNG)の出荷開始について


国際石油開発帝石株式会社(以下、当社)は、オーストラリア連邦において操業主体(オペレーター)としてプロジェクトパートナーと共にイクシスLNGプロジェクト(以下、本プロジェクト)におけるガス生産操業を進めております。本プロジェクトでは、本年10月1日のコンデンセート(超軽質油)の出荷開始※に続き、今般、北部準州・ダーウィンの陸上液化プラント設備において、当社が操業する新潟県の直江津LNG基地に向けてLNGの出荷を開始しましたので、お知らせいたします。


※2018年10月1日付で公表 https://www.inpex.co.jp/news/pdf/2018/20181001.pdf


本プロジェクトでは、今後徐々にLNGの生産量を増加させ、プラトー生産達成時には日本のLNG年間輸入量の1割を超える年間約890万トンのLNGを生産する計画です。生産されたLNGのうち約7割が日本買主に供給される予定となっていることから、当社は本プロジェクトを通じて、日本のエネルギー安定供給により一層貢献できると同時に、アジアをはじめとする世界のエネルギー需要に今後も応えていく所存です。また、本プロジェクトでは、LNGの出荷に続いて液化石油ガス(LPG)の出荷も開始する予定です。


当社は引き続き、本プロジェクトに関係するプロジェクトパートナー、地域コミュニティの方々、オーストラリア連邦政府、西豪州政府及び北部準州政府などのオーストラリアの関係者やプロジェクト関係者の方々のご理解とご協力を得ながら、今後は、安定稼働及び早期ランプアップの達成に向けて引き続きまい進する所存です。


なお、本プロジェクトから見込まれる今期収益貢献は、2018(平成30)年8月9日発表の2018年度(2019年3月期)の連結業績予想時の見通しから変更ありません。


また、配当予想につき、期初にお示しした通り、今期は、イクシスLNGプロジェクトの生産及び出荷後、記念配当として1株当たり年間6円の増配を実施する方針としております。


以上


イクシスLNG プロジェクト
イクシスLNGプロジェクトは、当社が操業主体(オペレーター、参加権益比率:62.245パーセント)としてトタール社(同:30パーセント)、台湾中油(CPC、同:2.625パーセント)、東京ガス(同:1.575パーセント)、大阪ガス(同:1.2パーセント)、関西電力(同:1.2パーセント)、JERA(同:0.735パーセント)及び東邦ガス(同:0.42パーセント)と共に、オーストラリア連邦西豪州沖合に位置するイクシスガス・コンデンセート田より産出される天然ガスを、オーストラリア連邦北部準州のダーウィンに建設する陸上ガス液化プラントにて液化し、年間約890万トンのLNG及び年間約165万トンのLPGとして生産・出荷すると共に、沖合生産・貯油出荷施設(FPSO)などから日量約10万バレル(ピーク時)のコンデンセートを生産・出荷する計画です。本プロジェクトは、40年という長期にわたって稼働が見込まれる世界的にも大規模なLNGプロジェクトです。当社は、1998年の公開入札により本プロジェクトが位置する鉱区の探鉱権を取得、その後の探鉱・評価作業や基本設計作業などの開発検討作業を経て2012年1月に最終投資決定しました。生産に必要な施設の建設作業を経て、2018年7月に生産井からのガス生産を開始し、同10月にコンデンセートの出荷を開始しました。


特設サイト- イクシス LNG プロジェクト
イクシスLNG プロジェクトの詳細は、特設サイトにてご確認ください:
https://www.inpex.co.jp/ichthys/index.html

情報提供:JPubb

プレスリリース一覧に戻る