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2018-10-11 00:00:00 更新

地震被災地への小型水素燃料電池の無償貸与について

2018年10月11日
住友商事株式会社
住商機電貿易株式会社
株式会社修電舎

地震被災地への小型水素燃料電池の無償貸与について

住友商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 CEO:兵頭誠之、以下「住友商事」)と住商機電貿易株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:幸田昌之、以下「SMT」)および株式会社修電舎(本社:宮崎県延岡市、代表取締役社長: 一瀬直行、以下「修電舎」)は共同で、北海道胆振東部地震への復興支援の一環として、修電舎が製造する小型水素燃料電池10台を無償貸与しました。(以下「本支援」)。

本支援は、宮崎県美郷町(修電舎の工場所在地)経由で北海道恵庭市に対し、小型水素燃料電池の緊急貸出を申し入れ、恵庭市の受け容れが実現しました。その後、恵庭市の避難所が解消されたため、恵庭市が周辺自治体へ転貸を打診し、厚真町への無償貸与にいたりました。
小型水素燃料電池は、厚真町内の避難所3ヶ所およびボランティアセンター1ヶ所に設置され、主に携帯電話など小型電子機器の充電に使用されます。水素カートリッジは50本を無償提供しました。

修電舎の小型水素燃料電池は、水素化カルシウムが入ったカートリッジに水を滴下すると発生する低圧水素を酸素と反応させて発電する仕組みで、定格30ワットの発電能力を有します。天候に左右されることなく電気供給ができます。滴下する水は、純水や濾過水の必要はなく、海水や泥水なども使用可能です。
高齢者の方でも簡単に操作できます。また、燃焼機構をもたないため、排気ガス・一酸化炭素・騒音も発生せず、避難所等の室内でも使えます。カートリッジ2本でスマートフォンを100台以上連続充電可能です。

住友商事は、2017年に低炭素化社会の実現を目的に、美郷町および修電舎と連携協定を結びました。
2018年5月には、SMT経由で小型水素燃料電池の販売を開始しており、主に自治体向けの防災備蓄機材として導入されています。
災害備品の導入促進を図ることにより、震災時における被害低減に貢献してまいります。

<参考資料>
■製品情報


商品名:水素発生方式 ポータブル燃料電池システム AF-EFEシリーズ


製品仕様

外部出力 : 30W(最大100W 二次電池利用時)
出力電圧 : DC24V(100V/USB5V)
出力容量 : 600Whr×2本搭載可
外形寸法 : W250×D361×H300(㎜)
本体重量 : 約8kg
燃料重量 : 0.8kg(1本あたり)
燃料種類 : 水素化カルシウム
水タンク : 1(L)※上水、ミネラル水、泥水、海水でも可
・高静音性、排ガスなし(屋内使用可)

■製品写真

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本件に関する問い合わせ先
住友商事株式会社 広報部 報道チーム
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