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2018-08-23 00:00:00 更新

印刷方式有機ELディスプレー量産を目指すJOLEDに出資

印刷方式有機ELディスプレー量産を目指すJOLEDに出資

2018年8月23日

Doc. No.: FT180823_009J


株式会社SCREENファインテックソリューションズはこのほど、有機ELディスプレーを手掛ける株式会社JOLED(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:石橋 義氏/以下、JOLED)に対して20億円を出資しました。


今回当社が出資したJOLEDは、有機ELディスプレーの量産開発加速および早期事業化を目的としてソニー株式会社、パナソニック株式会社が有する有機ELディスプレーの開発部門を統合し、2015年1月5日に発足した企業です。同社は、世界初となる印刷方式を用いた有機ELディスプレーの量産化実現に向け、注目を集めています。

当社は、世界トップシェアの液晶ディスプレー用コーターデベロッパーで長年培ったノウハウを基に、2017年11月より第6世代基板対応の有機ELバックプレーン製造工程用コーターデベロッパー「SK-E1500G」とタッチセンサーパネル製造工程用コーターデベロッパー「SK-E1500H」、有機ELディスプレーのフレキシブル化のニーズに対応するポリイミド※塗布装置「SK-P1500G」を販売するなど、有機ELディスプレーの製造に注力した製品開発・製造・販売を進めています。そしてこのたびの出資により、JOLEDが進める印刷方式有機ELディスプレーの量産に向けた印刷設備の開発・製造・販売・サービスの展開において協力していきます。


当社は、今回の「SK-Pシリーズ」の発売により、需要の拡大が見込まれる次世代ディスプレーに対応したポリイミド塗布システムの業界標準を目指します。そして、今後もディスプレーパネル業界のさまざまなニーズに応え、同分野の発展に貢献していきます。


※ 高分子化合物の総称。非常に高い機械強度、優れた耐熱性、電気絶縁性を持ち、耐薬品性にも優れている。ポリイミドフィルムは、OA機器やカメラ用のフレキシブルプリント配線板、電線の層間絶縁材や半導体の保護膜などとして広く利用されている。


● 本件についてのお問い合わせ先

株式会社SCREENファインテックソリューションズ 事業推進統轄部 Tel: 075-414-7131 / nr-info@screen.co.jp

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