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2018年6月18日
一般家庭向け(低圧)における新電力への累計スイッチング率が、本年3月(平成28年4月の小売全面自由化以降、約2年間)に、はじめて10%(件数ベース)を超えたことが明らかになりましたので、お知らせいたします。
一般家庭向け(低圧)の旧一般電気事業者から新電力へのスイッチング件数については、平成28年4月の小売全面自由化以降、着実に増加し、本年3月に約622万件に達し、累計スイッチング率が件数ベースで10%を超えました。
なお、旧一般電気事業者内の規制料金から自由料金へのスイッチング(インターナル・スイッチング)を含めると16.2%となります。
エリアごとのスイッチングについては、大都市部を中心にスイッチングが進んでいる傾向が伺えます。
具体的には、平成30年3月末時点で、北海道エリア:10.0%、東北エリア:4.4%、東電PGエリア:13.9%、中部エリア:7.5%、北陸エリア:3.0%、関西エリア:13.1%、中国エリア:2.9%、四国エリア:4.3%、九州エリア:6.5%、沖縄エリア0.0%となっています(件数ベース)。
平成28年4月以降、小売市場における新電力のシェアは着実に増加しており、平成30年3月時点における新電力シェアは、販売電力量ベースでは、約12.7%となっています。また、電圧別には、特高・高圧分野に占める新電力シェアは約15.5%、低圧分野に占める新電力シェアは約8.3%となっています。
注:スイッチング件数(低圧)は、平成28年4月より自由化された低圧分野のみを対象としており、特別高圧・高圧分野については、平成28年4月以前に自由化されていたため、今回のスイッチング件数(低圧)には含まれていません。
また、平成30年3月時点の販売電力量(低圧)が上位20社以内の新電力は下表のとおり。
情報提供:JPubb