本ページでは、プレスリリースポータルサイト「JPubb」が提供する情報を掲載しています。
大澤正明
知事のページ
■日時 平成29年11月22日(水)午前11時00分~11時12分
■会場 記者会見室
■出席者 県:知事、副知事、総務部長ほか
記者:記者クラブ所属記者等 17人
■記録作成 広報課(報道係)
(記者)
SUBARUが2021年の電気自動車の発売を国内で進めるという方針を固めました。群馬製作所での製造がメインになるということですが、県内企業への影響等も想定されますし、知事の受け止めを伺えればと思います。
(知事)
時代のすう勢の中で、電気自動車(の流れ)が来るというのは当然の流れだとは思っております。群馬県内にはSUBARUの内燃機関の協力会社も多数あるわけです。どのように移行するのか、私自身、まだ詳しいところまで把握しておりませんけれど、いろいろな課題は出てくると思っております。それに対して、SUBARUとしても主導力を持ち、県内の協力会社の仕事が減らないように配慮していただければと思います。
ただ、電気自動車の流れは、SUBARUはどちらかと言うと遅かった感もありますが、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。
(記者)
先日の議会運営委員会の場で、ぐんまちゃん家の移転の方針を示されました。新たな場所での、情報発信の仕方といいますか、ぐんまちゃん家の機能、活用方法について知事のお考えがありましたら、改めて伺えればと思います。
(知事)
ぐんま総合情報センターのぐんまちゃん家は、10年間、銀座の一等地という中で展開してきたわけでありますが、10年間でいろんな実績も残してきて、マスコミ等の連携も非常に良くなってきて、それなりの成果も上げてきているわけです。この機能を新たな店舗においても発揮できるよう、しっかりと取り組んでいきたいと思っています。
(記者)
現在地で行われている活動以外に、新たに加える形で、何か活用等について考えていることが現時点でありましたらお願いします。
(知事)
いずれにせよ、現在の機能をしっかり継続してやっていくということが一番だと思っています。
(記者)
コンベンション施設の関係でお伺いします。施設の管理運営について、有識者ですとか議会の方から、指定管理者制度の導入を求める声も上がっておりますけれど、現時点での検討状況について伺えればと思います。
(知事)
指定管理者制度の導入も含めた中でしっかりと検討しているところであります。早い段階で取り組んでいかないといけないと思っています。
(記者)
どちらかに答えが寄っているという状況では無いということでしょうか。
(知事)
検討中です。
(記者)
ぐんまちゃん家の移転についてですが、銀座という場所にこだわった理由がありましたらお聞かせください。
(知事)
銀座にこだわったといえばこだわったのかな。(こだわった)ということもないと思いますが、やはり銀座周辺は各県のアンテナショップが進出していますし、在京のマスコミとも非常に近い関係にあって、マスコミの皆さんにもよく訪問していただいております。現在地からあまり離れない場所でいい場所が見つかったものですから、GINZA SIX(ギンザ シックス)の近くになりますが、今までの機能を十分に新しい場所で発揮していけるだろうと思います。
(記者)
新しい場所は2月まで営業していて、また改装作業などもあるので、4月1日の移転は難しいと聞いていますが、ゴールデンウィークに間に合わせたいですとか、いつ頃までにはオープンしたいという知事のお考えがあればお聞かせください。
(知事)
私は早いほうがいいんですが、やはり今入居されている方の都合もあるわけです。できるだけ便宜を図っていただいて、群馬県としても空白期間を短くして開設できるように、今いろいろな考えを練ってくれていると思います。
(記者)
スペースも1.3倍くらいに広がると伺っています。ぐんまちゃん家は物販だけでなく、情報発信の拠点だと思いますが、例えば移住の相談を強化したいですとか、新たにこういうことに力を入れていきたいということが今の段階でありますか。
(知事)
物販もそうですが、移住問題等々も含めて、今改装の設計をしながら議論を進めています。どういう取り組みが新たに加わるか、近いうちに出てくると思います。
(記者)
知事のお気持ちの中で何かありますか。
(知事)
やはり移住の関係とかUターンの関係とか、東京在住の方が群馬に戻りやすいような(取り組みを)。昨日開催した未来創生懇談会で意見があったのですが、特に女性の方が、東京の大学を出てしばらく東京で生活した後、結婚する頃になって、子育てをするなら群馬だろうと。子どもを育てる環境というのは非常に素晴らしいものがあって、30歳前後の女性の方が(群馬に)帰ろうかという時に、なかなかそういう相談窓口がないというお話を聞きまして、そういうこともあり得るのかと思いました。ただUターンというだけでなくて、そういう幅広い取り組みをして、若者や女性が群馬で活躍できるお手伝いができればいいと思っています。
(記者)
受動喫煙対策について、国でも公共施設や飲食店などを禁煙化していこうという動きが出ていますが、県庁では喫煙室があって喫煙可能となっています。県庁舎についての現状、これからの対策について知事のお考えをお教えください。
(知事)
県庁は28階や29階に会議室があったり、展望ホールがあったりと上層階にお客様がたくさん来られる所がありまして、県庁としても一カ所だけではなく数カ所の喫煙場所を設けています。そういう形の中でも受動喫煙防止対策を講じており、現状では大きな問題はないという認識でいます。ただ、健康増進法の改正案では官公庁は建物内を禁煙にするとなっていますので、その方向性が出ましたら群馬県としても来庁者へのサービスや周辺環境への影響などの観点も考慮に入れながら対応を決定していかなければならないと思っています。
(記者)
未来創生懇談会の関係で、30代手前で群馬に就職する方の需要があるんじゃないかという話が出ましたが、新卒の方のUターン就職ではなく、転職までを見越した新しい間口を設けて県に呼び込む政策を今後考えていく必要性についてはどうお考えですか。
(知事)
あらゆる方向性を探ってですね、間口は広くして応援していきたいと思っています。これって言うだけではなく、今の話も一つの提案としていただきましたが、それも今までそこに視点が行っていなかったなという思いの中で、今までの施策にそれをプラスしてですね、拡充する形で取り組んでいきたいという思いです。
( 以上で終了 )
文章中の()内については、広報課において加筆したものです。
情報提供:JPubb