「LNG産消会議2017」を開催しました
本件の概要
経済産業省及びアジア太平洋エネルギー研究センター(APERC)は、10月18日(水曜日)に「LNG産消会議2017」を開催しました。
第6回目となる本会議には、閣僚級、関係企業のトップを含め、世界32カ国・地域から1200人を超える関係者の参加を得て、LNG市場の最新の動向について認識を共有するとともに、今後のLNG市場の発展に向けて議論を深めました。
会議の概要
- 今回の会議では、目下のLNG市場の変化と、今後の同市場の適切な発展の重要性を踏まえ、アジアLNG市場の拡大に向けた産消連携やイノベーションと新たなビジネスモデル、運輸部門のLNG需要可能性、更には、スポット市場の拡大等について議論を行いました。
- 特に、世耕大臣から、アジア市場拡大に向けた日本としての「2つの貢献」として、アジア需要の立ち上げに向けて官民で100億ドル規模のファイナンスを用意すること、今後5年で500人の人材育成の機会を提供することを示しました。
- また、世耕経済産業大臣は、本会議に参加した11名の大臣等及び1名の国際機関事務局長とのバイ会談を行い、国際LNG市場の発展に向けた協力や、各国との個別のエネルギー分野に関する意見交換を行いました。
- インドのプラダン石油・天然ガス大臣とは、LNG協力に係る覚書(MOC)の署名を行いました。また、米国 ブルイエット・エネルギー副長官との会談においては、本会議に先立って署名された、原子力協力に関する意図表明(SOI:Statement of Intent)及び二酸化炭素回収・利用・貯留(CCUS)に関する協力覚書(MOC)の更新を歓迎するなど、幅広いエネルギー協力に関する意見交換を行いました。
(集合写真)
(世耕大臣の演説)
(インド プラダン大臣との協力覚書署名式)
担当
資源エネルギー庁長官官房国際課長 田中
担当者: 石井、小西、石黒、松井
電話:03-3501-1511(内線 4491~4)
03-3501-0598(直通)
03-3595-3056(FAX)
公表日
平成29年10月19日(木)