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平成29年 9月 7日
当社鹿瀬発電所(新潟県東蒲原郡阿賀町、最大出力54,200kW)は、本日、大規模改修工事を完了し、営業運転を再開いたしました。
鹿瀬発電所は、新潟県東蒲原郡阿賀町を流れる阿賀野川流域に設置されたダム式の水力発電所で、昭和3年12月に営業運転を開始して以来、電力の安定供給の一翼を担ってまいりましたが、運転開始から約80年が経過し、経年化が進行してきたことから、継続して水資源を有効活用するため、平成23年から改修工事を進めてまいりました。
今回の改修工事では、水車発電機の更新にあたり、台数を6台から2台に見直すことで、設備の効率化を図るとともに、発電効率の高い水車(バルブ水車)を採用することで、使用水量を変えることなく最大出力を増加(49,500kW⇒54,200kW)させております。
また、ダムや取水口等の健全な設備の再利用に加えて、既設設備の取り壊しにより発生したコンクリートを再利用することで廃棄物の発生を抑制したほか、河川の汚濁防止のため、工事に伴い発生した汚濁水を適切に処理するなど、環境影響の低減にも努めてまいりました。
なお、このような大規模な水力発電所の改修工事は、同じく阿賀野川流域に設置している豊実発電所(最大出力61,800kW 平成25年9月運転再開)に続いて2例目となります。
当社は、引き続き、電力の安定供給と低炭素社会の実現に努めてまいります。
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情報提供:JPubb