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2017-07-26 00:00:00 更新

カナダ ブリティッシュ・コロンビア州におけるシェールガス・LNG液化プロジェクトの一部取りやめについて

カナダ ブリティッシュ・コロンビア州における
シェールガス・LNG 液化プロジェクトの一部取りやめについて


2017 年 7 月 26 日


三菱ガス化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:倉井 敏磨、以下「当社」)は、2014 年 12 月 19 日ならびに 2015 年 6 月 12 日に公表しておりますとおり、子会社であるMGC Montney Holdings Ltd.が出資する JAPEX Montney Ltd.(石油資源開発株式会社の子会社)を通じて、マレーシア国営石油会社であるPETRONAS 社の現地プロジェクト会社であるProgress Energy Canada Ltd.、および Pacific NorthWest LNG(以下「PNWL 社」)が推進するカナダブリティッシュ・コロンビア州のシェールガス開発・生産プロジェクト(以下「上流事業」)およびシェールガスを液化天然ガス(LNG)化するプロジェクト(以下「PNW 中流事業」)に参画しておりますが、このうち、PNW 中流事業について 7 月 25日(カナダ・バンクーバー現地時間)にPNWL 社が事業化を進めないことを決定しましたので、お知らせいたします。


当社は、国内事業の競争力強化を目的とし、競争力のあるLNG を長期にわたり安定的に調達し、当社の国内工場で使用する原燃料として確保するために、上流事業および中流事業へ参画いたしました。当社は全体の1%にあたる権益を保有しております。


しかしながら、LNG を取り巻く環境が大きく変化したことを受け、PNWL 社は PNW 中流事業の事業化を現時点で進めないとの判断を下しました。当社は今後必要と判断される場合、市場等より最適なLNG 調達を検討していくことといたします。


一方、上流事業については、生産量は日量約5 億立方フィート(原油換算で日量約 9 万バレル規模)にまで増加したほか、20 兆立方フィートを超える膨大な天然ガスの賦存を確認しています。引き続き効率的な開発が実施され、産出された豊富なシェールガス資産の最適な活用による収益貢献に向けた取り組みがなされます。


なお、PNW 中流事業の事業化を進めないことに伴う約 900km のパイプライン建設計画の解約費用の一部として、当社は11.8 百万カナダドル(約 10.5 億円)の資金を負担する見込みです。また、本件に係る上流事業への影響については、資産評価の見直し等を踏まえその有無について精査し、必要に応じて適切に開示いたします。


以上


(参考)


MGC Montney Holdings Ltd.の概要
所在地:カナダ ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー
代表者:藤井
政志(当社 取締役 常務執行役員)
出資比率:当社100%


JAPEX Montney Ltd.の概要
所在地:カナダ アルバータ州カルガリー
代表者:増井
泰裕(石油資源開発株式会社 常務取締役 執行役員)
出資比率:石油資源開発株式会社(45%)、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構
(45%)、MGC Montney Holdings Ltd.(10%)


<本件に関するお問い合わせ先>
広報IR部 TEL:03-3283-5041

情報提供:JPubb

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