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2017-07-26 13:00:00 更新

食品廃棄物の飼料化とバイオガス発電の複合プラントを竣工

2017年07月26日
食品廃棄物の飼料化とバイオガス発電の複合プラントを竣工

三井造船株式会社(社長:田中 孝雄)の100%出資会社の三井造船環境エンジニアリング株式会社(社長:﨑山 芳行、本社:千葉市美浜区)は株式会社アルフォ(社長:熊木 浩氏、本社:東京都千代田区、以下アルフォ)から受注し、建設を進めてきた「城南島第2飼料化センター建設工事」を平成29年6月に竣工しました。

城南島第2飼料化センターは、食品廃棄物のリサイクルプラントです。株式会社アルフォが東京都スーパーエコタウン事業の第3次募集に応募し、油温減圧乾燥方式による食品廃棄物の飼料化設備に、バイオガスによる発電設備を組み合わせたことが評価され選定されたことにより建設した飼料化工場です。

油温減圧乾燥方式による飼料化設備とは、廃食用油を熱媒体として食品廃棄物の水分を減圧下で蒸発乾燥することにより、配合飼料原料を製造する設備です。アルフォの第1工場はこの方式による飼料化だけの設備ですが、今回の第2工場は、食品廃棄物を油温減圧乾燥設備に投入する前に一定量の固液分離を行い、分離液をメタン発酵し、ガスエンジンで発電を行います。発電された電力は固定価格買取制度(FIT)により売電します。
処理能力は飼料化140t/日(飼料製造量 約24t/日)、メタン発酵30t/日(発電予想量5,400kwh/日)です。

国内における食品廃棄物のリサイクルへの取り組みは年々強化されています。食品廃棄物を資源として有効利用することは、今まで焼却処分されていた廃棄物が有効利用されることになり、CO2の発生削減に貢献することにもなります。

三井造船環境エンジニアリング株式会社は、今後も食品廃棄物のリサイクルプラントの建設等を通して循環型社会の形成に貢献していきます。


担当

三井造船環境エンジニアリング 東京支店
関 電話:03-3544-3582

お問い合わせ先

企画本部 経営企画部 広報室
乾 電話:03-3544-3147


情報提供:JPubb

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