プレスリリース

powered by JPubb

本ページでは、プレスリリースポータルサイト「JPubb」が提供する情報を掲載しています。

2017-04-25 00:00:00 更新

F-LNG・海洋構造物事業について

2017 年4月 25 日
各 位
株 式 会 社 I H I
東 京 都 江 東 区 豊 洲 三 丁 目 1 番 1 号
代 表 取 締 役 社 長 満岡 次郎
(コード番号 7013)
問合せ先 広報・IR部長 馬場 正
T E L 0 3 - 6 2 0 4 - 7 0 3 0


F-LNG・海洋構造物事業について


当社は,昨年 10 月 24 日付開示資料(※)にてお知らせしたとおり,F-LNG・海洋構造物事業について,2014 年度以降の大幅な採算悪化を踏まえ,新規受注を停止するとともに,アルミ SPB タンクを軸とした事業構造への変革の検討およびオフショア市場の見通しを踏まえた抜本的な対策の必要性の検討を重ねて参りました。


(※)「2017 年 3 月期 業績予想および配当予想の修正に関する説明資料」


足元のオフショア市場は,原油価格の下落などにより,低迷が継続しており,需要回復の見通しが立たない状況にあります。このような環境の下,主力工場である愛知工場においては,次年度以降の操業の目途が立たず,他事業での活用も含め,継続的かつ安定的な工事投入による採算性の確保が困難との結論に至りました。従いまして,愛知工場については,受注済案件の完工後,生産拠点としての機能を終了することと致しました。


<今後の方針>
・ 現在建造中の SPB カーゴタンクおよび FPSO 船体建造工事については,IHI グループの総力を挙げて完工する。
・ 納入後のアフターサービスについては,早期に専門組織を設置し,経験と高度な専門性を有する人材を配置することにより,責任を持って対応するとともに,これまで培った製造技術・技能もノウハウとして保持・活用していく。
・ 愛知工場の従業員については,グループ内での最適配置により雇用を維持するとともに,愛知地区の新しい活用については今後検討を進める。


なお,今後の IHI グループにおける海洋開発分野への取り組みについては,社会的要請も踏まえ,検討を継続していきます。


IHI グループは,今後も「グループ経営方針 2016」において導入したポートフォリオマネジメントを通じて,収益基盤の強化に不断に取り組み,経営目標の実現を目指して参ります。


以 上

情報提供:JPubb

プレスリリース一覧に戻る