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2017-03-23 15:00:00 更新

パナソニックが家庭用燃料電池「エネファーム」の累計生産10万台を達成

2017年3月23日

パナソニックが家庭用燃料電池「エネファーム」の
累計生産10万台を達成

パナソニック株式会社が、2008年7月に生産を開始した家庭用燃料電池「エネファーム」の累計生産台数が、2017年3月に10万台を突破しました。家庭用燃料電池の累計生産台数が10万台に達したのは当社が世界で初めてです。

「エネファーム」は、都市ガス、LPガスなどから取り出した水素を空気中の酸素と化学反応させて発電するもので、発電した電気は家庭内で利用し、同時に発生する熱も給湯や暖房に利用します。電気をつくる場所と使う場所が同じであるため、火力発電所からの電気を使う場合と比較して送電ロスがなく、発電時に発生する熱も無駄なく活用できる高効率なシステムです。省エネやCO2排出削減といった高い環境性に加え、分散型エネルギーシステムとして、社会的ニーズの高まっているエネルギーの安定供給や、電力ピークカットに貢献することができます。

当社は、1999年から家庭用燃料電池の開発を本格的に開始し、2005年から3年間の大規模実証を経て、2009年5月に世界で初めて家庭用燃料電池「エネファーム」の販売を日本で開始しました。2014年4月には同じく世界で初めて集合住宅向け商品を発売するとともに、欧州においても初となる家庭用燃料電池システムの販売を開始しました。本年4月からはLPガス対応機の市場参入をスタートさせ、寒冷地を除くほぼ日本全国で「エネファーム」を使うことが可能となります。

当社はこの間、発電耐久時間の向上、コンパクト化、高効率化、設置性の向上、レジリエンス機能の搭載、コストダウンなどに一貫して取り組み、初号機と4月発売の新製品を比較すると、発電耐久時間は2倍以上、燃料電池本体重量は約半分になりました。

当社は、今後も「エネファーム」の普及を通じてお客様の快適な暮らしと地球環境の保全に貢献していきます。

■パナソニックのエネファーム生産台数推移(2017年3月初旬時点)

(単位:台)2008~2009年度2010年度2011年度2012年度2013年度2014年度2015年度2016年度
生産台数約2,000約3,000約7,000約10,000約15,000約17,000約22,300約23,700
累計生産台数約2,000約5,000約12,000約22,000約37,000約54,000約76,300約100,000

以上


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