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2016-12-01 16:00:00 更新

兵庫県朝来市(あさごし)における木質バイオマス事業の操業開始について

2016年12月1日
兵庫県森林組合連合会
公益社団法人 兵庫みどり公社
関西電力株式会社
株式会社関電エネルギーソリューション

兵庫県朝来市(あさごし)における木質バイオマス事業の操業開始について

兵庫県森林組合連合会(以下、県森連)、公益社団法人兵庫みどり公社(以下、みどり公社)および関西電力株式会社(以下、関西電力)は、平成25年12月に、兵庫県、兵庫県朝来市と協働で、朝来市の生野工業団地における木質バイオマス事業計画を本格的に検討することに合意しました。

[平成25年12月9日お知らせ済み]

その後、森林からのバイオマスエネルギー材(以下、be材※1)の搬出方法や、燃料供給体制の仕組みづくり、be材の効率的な乾燥手法の確立、be材供給センター※2および発電所の建設工事を進めておりました。本日、発電所の営業運転開始により、be材搬出から発電までの一連の工程を一体で行なう「兵庫モデル」として、木質バイオマス事業の操業を開始しました。

県森連は、みどり公社の協力を得て、be材の搬出や仕組みづくり・運用、およびbe材供給センターの建設・運用までを行い、関西電力グループの株式会社関電エネルギーソリューションは、発電所の建設・運用を行います。また、兵庫県および朝来市は、事業運営に必要な指導助言・協力を行ない、この「兵庫モデル」の広報活動を実施してまいります。

未利用木材の搬出から乾燥、燃料チップ製造、燃料チップを活用した発電までを官民協働で行う今回の事業スキームは、国内初の取組みであり、関西電力グループにおいては、初めての木質バイオマス燃料専燃発電所となります。

県森連およびみどり公社は、兵庫県、朝来市の指導助言・協力のもと、林業の高度化等、より一層の林業活性化に貢献してまいります。また、関西電力グループは、2030年までに50万kW程度の再生可能エネルギー電源を開発することを目標に、今後も引き続き、自治体をはじめとする地域の皆さまと一体となって、その普及・拡大に貢献してまいります。

  • ※1 be材:燃料用チップに供する、間伐等で伐採され森林内に残されたままになっている未利用木材
  • ※2 be材供給センター:be材の貯蔵、燃料チップへの加工、チップの貯蔵および品質管理を行う施設

以 上


情報提供:JPubb

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