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2016-06-29 15:00:00 更新

「Fソーラーパッケージ(TM)Mタイプ」の販売開始 〜敷地面積あたりの発電量を大幅に向上する太陽光発電システムをパッケージ化〜(NTTファシリティーズ)

ニュースリリース

2016年6月29日

「Fソーラーパッケージ™Mタイプ」の販売開始
~敷地面積あたりの発電量を大幅に向上する太陽光発電システムをパッケージ化~

株式会社NTTファシリティーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:一法師 淳)は、東西方向にM(エム)の形となるように太陽電池アレイを配置する工法(以下、M字型アレイ工法)を用いた太陽光発電システムのパッケージ化(特許出願中)により、敷地面積あたりの太陽電池パネル設置容量と発電量を大幅に向上する「FソーラーパッケージMタイプ」の販売を開始します。
本パッケージの模型は、6月29日から7月1日に開催される「PVJAPAN2016」の当社ブースにて展示します。

1.背景と目的

2012年7月1日にスタートした「再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)」により太陽光発電所の構築が進んできていますが、適地の減少、買取価格の引下げにより、事業性が厳しくなり構築数は減少傾向にあります。また、土地の状況等により、設備認定の条件(太陽電池パネル設置容量等)を満たすことができない案件も存在しています。
このような状況を踏まえて、NTTファシリティーズは、敷地面積あたりの発電量を大幅に向上する「FソーラーパッケージMタイプ(以下、本パッケージ)」の販売を開始します。本パッケージを用いることで、従来のシステム構成に比べて、敷地面積あたりの太陽電池パネル設置容量を20~40%、年間発電量を10~30%増加できます。

2.FソーラーパッケージMタイプの特徴

本パッケージは、当社がこれまで太陽光発電所の構築・運用で蓄積してきたノウハウを生かし、施工性や保守性を損なうことなく太陽電池アレイをM字型に配置する専用架台やパワーコンディショナ等を組合わせた商品です。
主な特長は以下の通りです。

(1)敷地面積あたりの太陽電池パネル容量アップ
これまで太陽電池パネルは南北方向へ傾斜させて配置することが一般的でしたが、M字型アレイ工法では東西方向に配置します。これにより隣接パネルの影を避けるための離隔が不要となり、従来の南北方向への配置と比較して、敷地面積あたりの太陽電池パネル容量を20~40%増加することができます。

(2)敷地面積あたりの年間発電量アップ
太陽電池パネル容量を増加させるだけでなく、方位毎に最大電力点追従制御*1も可能なシステム構成とすることにより、年間発電量を10~30%向上することができます。

(3)設計・調達の大幅な簡略化
太陽電池パネル、架台、PCSがユニット化されているため、ユニットの組合せにより、設計の手間を大幅に簡略化することができます。また、当社がワンストップで主要物品を提供しますので、お客様は複数社から調達する煩わしさがなくなります。

3.今後の展開

本パッケージを、今後構築予定の当社太陽光発電所に導入するとともに、事業性を確保できずお困りのお客様や設備認定の条件を満たすことができずお困りのお客様等へ提案を進めていき、2016年度の年間売上8億円を目指します。

■パース図

■現物写真

注釈

*1 最大電力点追従制御
太陽電池パネルの発電電力を最大化する電流・電圧の値(最大電力点)を求める制御

本件に関するお問い合わせ先
(株)NTTファシリティーズ 経営企画部 広報室 TEL:03-5444-5112

ニュースリリースに記載されている情報は、発表日時点の情報です。予告なしに変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。


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