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平成28年6月28日
自然環境
この記事を印刷環境省はこの度、海ワシ類のバードストライク防止に役立てるため、風力発電施設における海ワシ類のバードストライクの各種防止策を検討し、実施の手引きとして、取りまとめました。
今後、関係者が、広く活用することを想定し作成しましたのでお知らせします。
風力発電施設の設置については、猛禽類をはじめとした鳥類が風力発電施設のブレードに衝突し死亡する事故(バードストライク)が生じており、この課題に円滑に対応するためのデータ等が整備されていないため、風力発電施設設置の適否判断が長引く問題が生じ、野生生物保全と風力発電推進の両立を目指す上で課題となっています。
このため、平成25~27年度の3ヶ年をかけて、オジロワシ、オオワシ等の希少な海ワシ類に係る風力発電施設におけるバードストライクの防止策案の検証を行い、専門家による検討会を踏まえ、「海ワシ類の風力発電施設バードストライク防止策の検討・実施の手引き(案)」を取りまとめ、平成28年4月26日(火)~平成28年5月25日(水)までパブリックコメントを実施し、その結果を踏まえ、今回公表するものです。
内容は、海ワシ類のバードストライク発生メカニズム、防止策の考え方を示し、事業者や海ワシ類の保護等に取り組む関係者が、海ワシ類の保護や環境アセスメント等で役立てることができるよう取りまとめています。
情報提供:JPubb