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2016-06-27 10:45:00 更新

Teledyne DALSA社の産業用高性能カメラの取り扱いを開始 - センシングデバイスのラインナップを拡充し、IoT関連のソリューションを強化

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プレスリリース

Teledyne DALSA社の産業用高性能カメラの取り扱いを開始

センシングデバイスのラインナップを拡充し、IoT関連のソリューションを強化

2016年6月27日

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、以下:CTC)は、カナダの産業用デジタル映像機器メーカーであるTeledyne DALSA社の最新の産業用高性能カメラの取り扱いを開始し、データの取り込みから解析を含めシステム連携によるIoTソリューションを提供します。1年間で30社への導入を目指します。

従来、産業用カメラは、半導体などの製品外観検査、フィルムや紙製品などの品質検査など主に製造業の現場で利用されてきました。昨今のIoT市場の拡大に伴い、デジタル画像や映像の更なる活用が期待されています。特に、光源のない環境でセンシングが可能な遠赤外線カメラは、プラント設備などの状態監視や、人の動きのデータ化によるセキュリティ分野や介護・シルバー産業への応用などが考えられ、今後の需要増加が見込まれています。

CTCは、長年Teledyne DALSA社製の産業用カメラを組み込んだ製造業向けソリューションを提供しており、今回、同社新製品の産業用高性能カメラの取り扱いを開始し、カメラや画像取り込み装置であるフレームグラバー※1の販売、専用ソフトウェアの開発などを含めて、システム全体の設計、構築、保守サポートを行います。
今回新たに取り扱うのは、施設のセキュリティ監視やIoTアプリケーションにおける温度計測用のセンサーとしての利用が期待できる遠赤外線エリアカメラ※2「Calibir 640シリーズ」、小型、低価格、高耐久性でセンサーとして利用できるエリアカメラの新製品「Genie Nanoシリーズ」、製品検査や鉄道の起動試験などで利用できるラインカメラ※3の新製品「Lineaシリーズ」の3つのシリーズです。
CTCは、20年以上にわたりTeledyne DALSAの代理店として製品販売・サポートを提供しており、関連するCADや画像処理の製品の取り扱いや、画像処理を含めたシステム構築を行ってきました。センシングデバイスの拡充に伴い、今後も長年の経験を活かしてIoTを中心に製造業向けソリューションを強化していきます。

Teledyne DALSA社 新製品の特徴

Calibir 640シリーズ

Teledyne DALSA社が初めて市場投入する遠赤外線エリアカメラです。カメラ本体のサイズは、高さ、幅、奥行きがそれぞれ29mm、重量が38gと小型・軽量を実現し、機器組込み用に最適化されています。640(垂直) x 480(水平)ピクセルの解像度の映像を、秒間30フレーム(fps)のフレームレートで撮影することができます。豊富なレンズとの組み合わせで、セキュリティシステム、サーモグラフィー、モニタリングシステムなど多様な用途で使用できます。

Genie Nanoシリーズ

小型・低価格が特長のエリアカメラの新製品群です。29mm(高さ) x 44mm(幅) x 21mm(奥行き)のコンパクトな筐体で、画素数が640 x 480ピクセルから2,592 x 2,048ピクセル、22.5fpsから最高862fps※4まで、22種類の組み合わせによる豊富なラインナップで構成されます。屋外環境にも対応した堅牢な筐体設計のため、設置場所を選ばずに映像データの出力が可能です。

Lineaシリーズ

Genie Nano同様に、小型・低価格が特長のラインカメラの新製品群です。62mm(高さ) x 62mm(幅) x 37mm(奥行き)のコンパクトな筐体で、画素数が2,048ピクセルから16,384ピクセル、ラインレートは80kHzまでと8種類の組み合わせによるラインナップで構成されています。一般的な製品検査はもとより、鉄道の線路の歪みや架線の状態などを走行しながら検査する軌道試験などにも応用する事ができます。

Teledyne DALSA社について

Teledyne DALSA社は、センサー、カメラ、画像取り込み製品からソフトウェアまでを開発、製造しているカナダの産業用デジタル映像機器メーカーです。ミクロン単位の微細な検査精度が要求される製造業界において、撮像速度の高速化や高感度化による業界トップレベルの性能と長年の実績で、製品ラインナップの中核となるラインカメラの市場では世界トップレベルのシェアを持っています。半導体製造設備を自社で所有しているため、CMOSやCCDなどのカメラセンサーを独自に設計・製造することが可能で、ユーザーの用途や設置環境に合わせたセンサーやカメラの仕様変更に柔軟に対応できるのも大きな特長です。

  • ※1フレームグラバー:市販のパーソナルコンピュータに各種産業用高性能カメラのデータを取り込むPCボード。
  • ※2エリアカメラ:一般のデジタルカメラと同様に2次元のフォーマットで面としての情報を取得するカメラ。
  • ※3ラインカメラ:1次元のフォーマットで線としての情報を取得するカメラで、一般的には被写体またはカメラを動かして画像を取得します。特にフィルムやテープなど連続的にデータ取得が必要なケースや、2次元のエリアカメラでは実現できない高解像度の画像取得に利用。
  • ※4TurboDrive(Teledyne DALSA社独自のギガビットイーサネット高速化技術)使用時。

本件に関するお問い合わせ先

伊藤忠テクノソリューションズ
株式会社
広報部

TEL:03-6203-4100
FAX:03-5512-3013
E-Mail:press@ctc-g.co.jp

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