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更新日:2016年2月10日
28年2月10日
原子力安全対策推進監
(内線2352)
1_平成28年1月に、安全協定に基づき四国電力(株)から県へ通報連絡があった異常は次のとおりですので、お知らせします。
県の公表区分 | 異常事項 | 通報 連絡 年月日 | 概要 | 管理 区域 該当 | 国へ の 報告 | 備考 |
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A | 放水ピット内残留塩素濃度の上昇(3号機) | 28年 1月 8日 | 3号機の中央制御室において、放水ピット内の残留塩素濃度が高いことを示す信号が発信した。 | 外 | × | 速報済 |
C | 28年 1月 8日 | 構内32mエリアでの3号機恒設非常用発電機建屋設置工事において、鉄筋組立作業中の作業員1名が左手中指を負傷したため、社有車にて病院に搬送することとした。 | 外 | × | 今回公表 |
2_外部への放射能漏れや周辺環境放射線への影響はありませんでした。
28年2月10日
原子力安全対策推進監
(内線2352)
1_四国電力(株)から、平成27年9月他に発生した異常に係る原因と対策の報告がありましたので、お知らせします。
県の公表区分 | 異常事項 | 発生 年月日 | 推定原因等 | 対策 |
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C | 海水ポンプ出口配管への次亜塩素酸ソーダ注入配管のフランジ部からの次亜塩素酸ソーダの漏えい(2号機)(外部サイトへリンク) | 27年9月15日 | 伊方発電所2号機の海水ポンプ2A出口配管に次亜塩素酸ソーダを注入する配管のフランジ部より、次亜塩素酸ソーダを含む海水が漏えいしていることを確認した。 | (1)当該配管フランジを新品配管フランジに取り替えた。 |
C | 27年10月5日 | 伊方発電所3号機の硫酸第一鉄溶解タンクにおいて、硫酸第一鉄を水で溶かすための注水作業中にタンクの水位計の指示が急上昇し、硫酸第一鉄注入装置の異常を示す信号が発信するとともに、タンクからオーバーフローしていることを確認した。さらに、オーバーフローした硫酸第一鉄溶液が防液堤内に溜まっており、防液堤排水枡が排水不良の状態であることを確認した。 調査の結果、防液堤排水枡の排水不良の原因については、排水配管が堆積物によって閉塞ぎみになっており、硫酸第一鉄注入装置の設備点検等に伴う硫酸第一鉄を含んだ排水と防液堤内の埃が排水配管に流入し、徐々に堆積したものと推定した。 また、タンクへの注水作業におけるオーバーフローの原因については、硫酸第一鉄の未溶解分によりタンク底部の水位計につながる配管等が一時的に閉塞し水位計が正しく動作しない状況となったものと推定した。 | (1)排水配管内の堆積物除去および清掃を実施し、当該排水枡の排水状況に異常のないことを確認した。 | |
C | 27年10月20日 | 伊方発電所1,2号機において純水装置の異常を示す信号が発信し、同装置の塩酸移送ポンプが停止した。 調査の結果、塩酸移送ポンプは主軸と軸受の固着によってモーターが過負荷となり停止したこと、また塩酸移送ポンプの上流にある弁が「開」であるべきところ「閉」となっていることを確認した。 当該弁が「閉」となっていた原因は、純水装置の停電作業(関係会社に委託して実施)において「閉」とした当該弁を、停電対策要領書および隔離操作票にしたがい復旧時に「開」とし当該弁に取り付けている隔離タグを回収すべきところ、この作業を行った担当者が作業に当たっての注意事項(1指令1操作)に対する認識が薄かったため、本来とは異なる手順により作業を行っており、当該弁を「開」とし隔離タグを回収することを失念したものであることを確認した。 これにより、復旧後に純水装置が自動運転したした際、塩酸移送ポンプは液体のない空運転の状態となり、モーターに異常が生じて自動停止に至ったものと推定した。 | (1)隔離復旧操作後は、操作者以外の者が隔離操作票の記載内容と隔離タグの照合を行う。 |
※平成27年12月15日に発生した「伊方1号機海水系統配管からの海水の漏えい」及び平成28年1月8日に発生した「伊方3号機放水ピット内残留塩素濃度の上昇」については、現在、四国電力㈱において調査中であり、「伊方原子力発電所異常時通報連絡公表要領」に基づき、原因と対策の報告書を受理後、来月以降に公表します。
2_県としては、伊方発電所に職員を派遣し、対策が適切に実施されていることを確認しています。
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お問い合わせ
県民環境部原子力安全対策推進監
〒790-8570 松山市一番町4-4-2
電話番号:089-912-2352
ファックス番号:089-931-0888
情報提供:JPubb