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2015-11-30 17:00:00 更新

TSK社と協力し5MWの太陽光発電所をクウェートに設置 【ソーラーフロンティア株式会社】

2015年11月30日

報道関係各位

ソーラーフロンティア、TSK社と協力し

5MWの太陽光発電所をクウェートに設置

クウェートの再生可能エネルギープロジェクトに、CIS薄膜太陽電池が採用

【東京・ヒホン —20151130日】 - ソーラーフロンティア株式会社(代表取締役社長:平野敦彦、本社:東京都港区台場2-3-2、以下:ソーラーフロンティア)と大手エネルギー企業であるTSK社は、クウェート西部に5MWの太陽光発電所を建設することで合意しましたのでお知らせいたします。ソーラーフロンティアは、本年12月初旬よりCIS薄膜太陽電池モジュールの出荷を開始し、TSK社は、2016年6月の運転開始を目指して太陽光発電所を建設するとともに、今後6年間に亘って運営します。

今回の案件は、政府機関であるクウェート科学研究所(KISR)が実施する大規模な再生可能エネルギー実証プログラム「Shagaya再生可能エネルギープロジェクト」の一環です。同プロジェクトの第一段階では、太陽光発電、集光型太陽熱発電(CSP)、風力発電などの再生可能エネルギーを使用した発電所の性能が検証されます。

TSK社は、同プロジェクトにおいて最初に建設される5MWの太陽光発電所2件と、50MWの集光型太陽熱発電所について採用されました。2件の5MWの太陽光発電所のうち、1件はソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池が設置され、残る1件は結晶シリコン系のパネルが設置され、性能が比較検証されることになります。この結果は、今後の同国における太陽光発電所の開発において使用されます。

ソーラーフロンティア・ヨーロッパのマネージング・ダイレクターであるウォルフガング・W・ランゲは次のように述べています。「CIS薄膜太陽電池モジュールは、クウェートの砂漠のような過酷な場所に適しています。これは、温度係数が優れているため、高温下における発電性能が非常に高いためです。その結果、結晶シリコン系に比べて高い実発電量を実現します。TSK社の高い開発技術によって、CIS薄膜太陽電池の優位性が証明されることを期待しています。」

今回のTSK社とのプロジェクトは、ソーラーフロンティアにとって記念すべき50番目の出荷国となります。ソーラーフロンティアは今後も、世界中のパートナーと協力し、太陽による快適でクリーンな暮らしをすべての人にご提供していきます。

TSK社について】

TSKは、スペインのヒホンに本社を置き、様々な業界へ向けたターンキープロジェクトの展開と技術的ソリューションの提供を専門とするグローバル企業で、独自の技術、開発、プロジェクト管理サービスを提供しています。現在、電力インフラ、産業用プラント、再生可能エネルギーを含む発電所、水処理プラント、原材料の管理・貯蔵施設の設置などを手掛けています。

【ソーラーフロンティア株式会社について】

ソーラーフロンティア株式会社は昭和シェル石油株式会社(5002, T)の100%子会社であり、CIS 薄膜太陽電池の生産・販売を行っています。2011 年2月より商業生産を開始した国富工場(公称生産能力900メガワット)は、CIS薄膜太陽電池の生産工場として世界最大です。ソーラーフロンティア株式会社が生産・販売するCIS 薄膜太陽電池は、銅、インジウム、セレンを使用して、当社の独自技術で生産する次世代太陽電池であり、経済効率が高く、環境に優しいことが特徴です。太陽電池の設置容量(kW)あたりの実発電量(kWh)が従来型のものに比較して高いだけでなく、原料からリサイクル処理まで高い環境意識で設計・生産されており、その長期信頼性や保証体制に関しては「JETPVm認証(JIS Q 8901)」などの第3者機関による認証を受けてきました。デザイン面でも、内閣総理大臣表彰「第2 回ものづくり日本大賞」で優秀賞(製品・技術開発部門)、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2007 年グッドデザイン賞」では特別賞エコロジーデザイン賞を受賞しています。詳細につきましては当社ホームページをご覧ください。当社公式のブログFacebookTwitterでも太陽光発電に関する最新情報などを随時発信しています。

報道関係からの問い合わせ先:

ソーラーフロンティア株式会社 コーポレートコミュニケーション部

吉田 ・八宮 TEL: 03-5531-5792


情報提供:JPubb

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