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2015-11-25 10:59:12 更新

St. Joseph天然ガス焚き火力発電事業へ出資参画 ~米国電力卸売市場向け4件目~

St. Joseph天然ガス焚き火力発電事業へ出資参画
~米国電力卸売市場向け4件目~

2015年11月25日

豊田通商株式会社(以下「豊田通商」)は、米国インディアナ州において、St. Joseph天然ガス焚き火力発電所(以下「セントジョセフ発電所」)の建設・運営に参画します。出資比率は、豊田通商が20%、米国で豊富な電力事業実績を有するAres EIF Group(以下「Ares EIF社」)が80%となります。米国の発電事業開発会社Development Partners Group, LLCが開発実務を担当しました。

セントジョセフ発電所は発電容量700MWで、2015年11月に本格着工し、2018年春の完工・商業運転開始を予定しています。運転開始後は、北米最大の電力卸売市場であるPJM(*)を通じて電力を供給する計画です。

米国では、老朽化した石炭火力発電所の退役による電力供給源の減少に対応するものとしてガス火力発電が期待されており、セントジョセフ発電所は、高効率の新規電源として米国での電力安定供給に貢献していきます。

豊田通商は、北米地域を電力事業分野における重要市場の一つと位置づけ、売電形態の多様化と電力事業の拡大により、現地での電力安定供給に取り組んでいます。これにより、豊田通商が参画する北米電力事業は6件(総発電容量4,155MW)、うち米国の電力卸売市場向け発電事業は4件(総発電容量2,840MW)となります。

豊田通商は、今後も北米市場での天然ガスの利用・エネルギー効率に優れたシステムの採用・再生可能エネルギー利用による環境に配慮した発電事業を積極的に推進してまいります。

*PJM:米国北東部13州の全部または一部およびワシントンD.C.を管轄する独立系統運用者

【案件概要】

案件名St. Joseph Energy Center

事業概要

米国PJM電力卸売市場売電に基づく天然ガス焚火力発電所の建設・運営

所在地

米国インディアナ州セントジョセフ郡

持分構成

豊田通商 20%、Ares EIF社 80%

発電容量

700MW、Siemens社製ガスタービン(SGT6-5000F)2基、スチームタービン1基

商業運転開始

2018年春(予定)

参考資料

<発電所建設予定地>

<完成予想図>

<関係会社概要>

会社名

Ares EIF

本社所在地

米国 カリフォルニア州

設立年

1987年

概要

Ares Management, L.P.社(ニューヨーク証券取引所上場)の子会社で、発電・送電およびエネルギー中流事業を手掛けるインフラファンド運用会社。

2015年9月30日時点で約45億ドルのファンドを運用。過去10年間の米国での新規発電・送電事業への投資実績は8,000MW以上、総額100億ドルにのぼる。

会社名

Development Partners Group, LLC

設立年

2008年

概要

大手独立系発電事業会社Sithe Energies, Inc.で上席副社長を務めたWillard Ladd氏が2008年に設立した発電事業開発会社。同氏は20年以上の業界経験と3,200MWを超える開発経験を有する。

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情報提供:JPubb

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