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2015-10-06 11:00:00 更新

光BOX+を活用した電力小売事業者様等へのHEMSサービス提供開始について(NTTコムウェア)

光BOX+を活用した電力小売事業者様等へのHEMSサービス提供開始について

西日本電信電話株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:村尾 和俊、以下、NTT西日本)とエヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:海野 忍、以下、NTTコムウェア)は、HEMSコントローラーの機能*1を有し、スマートメーター*2との連携を可能*3とする「光BOX+」(HB-1000「2」/情報機器)(以下、光BOX+(EMS版))*4*5に新たな機能を加え、電力小売事業者様等アライアンスパートナー様へ提供開始いたします。
今回の提供開始に伴い、接続可能な家電機器リスト(ホワイトリスト)*6の拡充・更新を併せて行います。

1.提供の背景

これまで、NTT西日本およびNTTコムウェアでは、光BOX+を活用し、MEMSアグリゲーター*7向けにEMS機能の提供を行ってまいりました。
最近では、2016年4月の電力小売自由化に向けて新たな事業者が電力市場に参入する中、様々な電力小売事業者様等において、自社サービスメニュー拡充及び付加サービスの向上のため、スマートメーターとの接続が可能なHEMSコントローラーへのニーズが高まっております。
このような事業者様のニーズを踏まえ、スマートメーターとの接続認証*8を取得するとともに、この度、電力小売事業者様等に必要とされるスマートメータ―のデータ表示機能を開発、エンドユーザー様の利便性向上のための遠隔操作機能・接続対応家電を追加・拡充し、スマートメーターと連携可能なHEMSコントローラーとして新たに提供開始することといたしました。

2.商品概要及び特徴

光BOX+(EMS版)はテレビモニターを活用した電力使用量の見える化や、エアコンや電気温水器等の家電製品をコントロール可能とする、スマートメーター接続に対応したHEMSコントローラーです。更に2015年7月より事業者様向けに提供している「専用画面表示機能*9」をご利用いただくことで、光BOX+起動時の画面(トップページ)を、電力小売事業者様等のニーズに合わせた独自の画面にカスタマイズできます。
ホワイトリスト公表によるマルチメーカー対応、トップページ作成による各事業者様の独自性(電気料金の確認や自社サービスとの連携、情報配信等)を有した、『事業者様専用の使い勝手のよいHEMS』として活用いただけるとともに、光BOX+の特徴であるゲームや各種便利なアプリもあわせてお使いいただけます。

【特徴】
(1)スマートメーターのデータ表示機能
・スマートメーターと連携することで、Bルート*10で収集するデータを表示させることができ、瞬時
消費電力や積算消費電力量の見える化が可能
・データをクラウドにアップロードする機能を有しており、収集したデータを、ビックデータとして
活用することも可能

(2)遠隔からの家電状態確認・操作機能
従来のテレビモニターを用いた操作に加え、新たにスマートフォン等からの遠隔操作*11を実現し、利便性を向上

(3)対応家電メーカー・機器の拡充
・スマート分電盤接続の機能を向上し、家全体、部屋ごとの見える化に対応
・接続可能機種にIHクッキングヒーター・ダウンライトを追加

・別紙
光BOX+によるECHONET Lite接続確認済み家電機器
※接続可能機器は今後、以下HPで随時更新いたします:https://xemspf.comware.biz/hikaribox/index.html

(4)専用画面表示機能によるトップページのカスタマイズ
トップページを自由にカスタマイズでき、事業者様独自のHEMSとしてエンドユーザー様に提供可能



光BOX+(EMS版)を事業者様のサービスに組み合わせることで付加価値を高め、更なる魅力的なサービスメニュー拡充等が可能となります。

*1:ECHONET Lite対応ミドル・ソフトウェアを搭載し、ECHONET Liteによる家電コントローラーとして提供しています。ECHONET Lite規格とは一般社団法人エコーネットコンソーシアムにて策定されたホームネットワーク構築のための通信規格です。家電機器、スマートメーター、太陽光発電システムなどを含む約80種類以上の機器の制御を規定しているものです。
なお、「ECHONET」は一般社団法人エコーネットコンソーシアムの登録商標です。

*2:従来のアナログ式誘導型電力量計と異なり、電力をデジタルで計測し、メーター内に通信機能を持たせた次世代電力量計のことです。

*3:スマートメーターとの接続には、別途920MHzで無線通信をおこなう920MHzUSBドングルが必要となります。

*4:本製品によるインターネット利用には、「フレッツ光」等のブロードバンド回線、及び対応するプロバイダーとの契約・料金、無線ルーター等が別途必要です。本製品の利用には、HDMI 端子付のテレビが必要です。詳しくは、NTT西日本ホームページ(http://www.ntt-west.co.jp/kiki/hikaribox/)にてご確認ください。

*5:一般に販売されております光BOX+は、ECHONET Liteによる家電コントロール機能及びスマートメータ―との接続連携に対応しておりません。

*6:家電メーカー各社様や機器により操作、確認できる項目は異なります。各メーカー様ごとの対応機器につきましては別紙及び以下URLにてご確認ください。
https://xemspf.comware.biz/hikaribox/index.html

*7:「MEMSアグリゲーター」とは一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)に認可を受けた、マンション全体のエネルギー管理システム(MEMS)を導入するとともに、クラウド等による集中管理システムを構築してエネルギー管理支援サービス(電力消費量を把握し節電を支援するサービス)等を行う事業者です。
(参考、2014年10月3日報道発表資料: http://www.ntt-west.co.jp/news/1410/141003a.html

*8:「SMA認証」とはスマートメーター・HEMSコントローラー間アプリケーション通信インターフェース仕様書に基づき実施される、第三者認証機関による実機試験での仕様適合性認証です。
(参考、2015年1月27日報道発表資料: http://www.ntt-west.co.jp/news/1501/150127b.html

*9:NTT西日本が提供するホーム画面の代わりに、事業者専用にカスタマイズされたホーム画面を、独自のアプリやサービス等と合わせて、ご指定のエンドユーザー様の光BOX+に表示する機能です。事業者専用画面は、事業者様からの依頼によりNTT西日本が作成することも可能です。
ご要望に応じて料金が変動しますので、個別にお見積もりをさせていただきます。

*10:スマートメーターと家庭内のエネルギー管理システム(HEMSコントローラー)との通信です。

*11:遠隔操作を行うには、スマートフォン等へ専用アプリケーションのインストールが必要となります。また、操作対象の家電製品が通信環境に接続されている必要がございます。一部家電製品につきましては遠隔操作の機能が制限されているものがございます。

3.各社の役割

(1)NTT西日本
・全体戦略の策定
・家電メーカー各社様やエネルギー事業者様との各種調整 等

(2)NTTコムウェア
・光BOX+(EMS版)等の販売・提供
・光BOX+(EMS版)等を活用した家電コントローラー機能等の開発
・光BOX+(EMS版)等とECHONET Lite対応家電との接続検証 等

4.提供開始日

2015年10月下旬より提供開始(予定)

5.提供エリア

日本全国

6.提供価格

個別見積もり
※「光BOX+(EMS版)」の提供は、概ね3万円程度を予定しております。提供条件等により料金が変動いたします。
※提供価格は5年間のEMS機能利用料を含みます。
※スマートメーターとの接続には、920MHzUSBドングルが別途必要です。
※記載の料金は税抜です。消費税が加算されます。

このページに掲載されている情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、
あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

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情報提供:JPubb

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