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2015-07-29 11:00:01 更新

80%を超える"超高効率発電"に向けて -燃料電池の効率を飛躍的に高める革新技術の理論設計に成功!-



PRESS RE
■背 景

燃料電池
率エネルギ料電池(SOに変換する近年、シ油資源とし化石燃料の目されてい家庭用や燃料とし、最高効率で ■内 容 SOFC のルスタックを多種の可た手法を適の上流と下適化しまし約条件としさらに、からプロトすることを気化学反応ニズムも明ン燃料を0した。その概 要 九州大主幹教授術部との率をさらSOFC置した構ロトン(することこのよトエネルルギー変本研究オンライELEASE(2池は燃料の化ギー変換技術OFC)はセ
ことが可能
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0%LHV を超
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九州
0395 福岡市西
2-2130 FAX:09oho@jimu.kyu
ttp://www.kyu
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大学広報室

区元岡
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92-802-2139
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“超高効率発電”実現のキーとなる高いプロトン輸率を有するプロトン導電性酸化物の開
発とそれを電解質材料に用いた多段酸化
SOFC の研究開発に取り組んでいきます。


■効 果
このような超高効率で行われる化石燃料から電力へのエネルギー変換は、
CO
2の排出削減に大きく
貢献し、環境性の高いスマートエネルギー社会の実現に向けた基幹発電技術として期待されます。また、
“超高効率発電”では、発電時に発生する排熱が少ないため、熱の利用を必ずしも前提とする必要
性がなく、市場適用性の極めて高い分散発電技術になると考えられます。

■論文情報 “Effect of proton-conduction in electrolyte on electric efficiency of multi-stage solid oxide fuel cells”, Yoshio Matsuzaki, Yuya Tachikawa, Takaaki Somekawa, Toru hatae, Hiroshige Matsumoto,
Shunsuke Taniguchi, Kazunari Sasaki, Scientific Reports 5, 12640; doi: 10.1038/srep12640 (2015). ■研究について
本研究は、文部科学省 革新的イノベーション創出プログラム:
COI STREAM( Center of Innovation
Science and Technology based Radical Innovation and Entrepreneurship Program)の助成を受けて行われました。グリーンアジア国際戦略総合特区「スマート燃料電池社会実証」事業における研究開発基盤整備に対しても感謝します。

【用語解説】

(※1)固体酸化物形燃料電池(SOFC):固体電解質と呼ばれる、イオンが伝導可能なセラミックスを
用いた高温で作動する燃料電池、
Solid Oxide Fuel Cell。
(※2)セルスタック:セルと呼ばれる発電を行う部位を直列に連結させた集合体。
(※3)LHV:Lower Heating Value の略。燃料の燃焼熱に水分の凝縮熱を含めない時の効率値。
(※4)シェールガス・シェールオイル:地下のシェール層と呼ばれる油と天然ガスを多く含む地層に
埋蔵されている非在来型の化石燃料。

(※5)可変構成パラメータ:技術の構成条件のうち変更可能な数値を与えることが可能なもの。例え
ば、上流側セルスタック内セル数と下流側セルスタック内セル数の比率、各セルスタックでのそれぞれの燃料利用率など。

情報提供:JPubb

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