上打波発電所の出力変更について
平成27年7月27日北陸電力株式会社
かみうちなみ
当社は、上打波発電所（福井県大野市上打波）の発電所出力を２００キロワット増
加させたことから、本日（７月２７日）、電気事業法第９条第２項の規定
※１
に基づ
き、「電気工作物変更届出書」を経済産業省中部経済産業局へ届出ましたので、お知
らせします。
［発電所出力の概要］
・上打波発電所 出力 １０，４００キロワット（２００キロワット増）
当社は、水力発電電力量の拡大に取組んでおり、２０２０年度までに発電電力量１億
キロワットアワー／年程度の拡大（２００７年度対比）を目標に進めております。
この度、九頭竜川水系の上打波発電所は、水車の設備改修（水車羽根車の取替）に伴
う性能確認試験結果により、発電所出力を２００キロワット増加できることを確認した
ことから、出力を変更しました。
今回の変更により、発電電力量は、年間約１４０万キロワットアワー（一般家庭約３９０世帯の年間使用電力量に相当）増加し、年間８４０トンのＣＯ
２
排出量削減効果
※２
が
期待できます。
当社は、今後とも、再生可能エネルギーの導入拡大などにより、低炭素社会の実現に積
極的に取組んでまいります。
以 上
別紙：「上打波発電所の概要」
※１ 電気事業法第９条第２項の規定 発電所出力を変更する場合､出力変更後(事後)に経済産業省へ届出なければならない｡※２ 当社２０１３年度調整後ＣＯ
２
排出原単位を使用して試算



上打波発電所の概要
上打波発電所 本館
水車発電機
Ａ号水車羽根車（ランナ）
Ｂ号水車羽根車（ランナ）
発 電 所 諸 元
運 転 開 始 年 月
昭和３３年１２月
水
車
型
式
横軸二輪単流渦巻両掛フランシス水車
発 電 機 型 式
横軸三相交流同期発電機
主
機
台
数
１台
発 電 所 出 力
１０，４００ｋＷ（２００ｋＷ増）
増 分 発 電 電 力 量
約１４０万ｋＷｈ／年
別 紙