小俣発電所および滝波川第一発電所の出力変更について

平成27年4月24日
北陸電力株式会社

当社は、小俣発電所（富山県富山市東小俣）の性能確認試験の結果、および、滝波川第一発電所（福井県勝山市北谷町）の設備改修に伴う性能確認試験の結果、発電所出力を合計１，０００キロワット増加させたことから、電気事業法第９条第２項の規定※１に基づき、本日（４月２４日）、「電気工作物変更届出書」を経済産業省中部経済産業局へ、各々、届出ましたので、お知らせします。

［発電所出力の概要］
・小俣発電所 出力 ３３，６００キロワット（９００キロワット増）
・滝波川第一発電所 出力 １２，６００キロワット（１００キロワット増）

当社は、水力発電電力量の拡大に取組んでおり、２０２０年度までに発電電力量１億キロワットアワー／年程度の拡大（２００７年度対比）を目標に進めております。（平成２６年３月２７日お知らせ済）

このたび、常願寺川水系小口川の小俣発電所の性能確認試験結果および九頭竜川水系滝波川の滝波川第一発電所の水車設備改修に伴う性能確認試験結果により、発電所出力を合計１，０００キロワット増加できることを確認したことから、それぞれ出力を変更いたしました。

この２箇所の発電所出力の増加により、発電電力量は年間約３１０万キロワットアワー※２（一般家庭約８００世帯の年間使用電力量に相当）増加し、年間約１，８５０トンのＣＯ２排出量削減効果※３が期待できます。

当社は、今後とも、再生可能エネルギーの導入拡大などにより、低炭素社会の実現に積極的に取組んでまいります。

以 上

別紙：「小俣発電所・滝波川第一発電所の概要」
※１ 電気事業法第９条第２項の規定
発電所出力を変更する場合､出力変更後(事後)に経済産業省へ
届出なければならない｡
※２ 小俣発電所 ：年間２９０万キロワットアワー
滝波川第一発電所：年間 ２０万キロワットアワー
※３ 当社２０１３年度調整後ＣＯ２排出原単位を使用して試算

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