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2015年3月26日
株式会社NTTファシリティーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:筒井清志)は、自然エネルギーの普及拡大による環境負荷低減への貢献、及び太陽光発電に関する更なるノウハウ獲得・蓄積を目的に発電事業を展開しています。この度、三重県三重郡菰野町に当社において47ヶ所目の太陽光発電事業用サイトとなる「F菰野太陽光発電所」を建設し、3月26日に竣工式を実施しました。
完成写真
DC1000Vシステム
ストリング*1の最高直流電圧を1000Vまで高めた太陽光発電システム。高電圧化により、従来のDC600Vシステム(最高電圧600V)に比べてストリング数を最大40%削減できます。また、PCS*2の大容量化も行い、例えば2MWの発電サイトではPCS、PCSパッケージ*3をそれぞれ1台削減できます。これにより、構築コストのさらなる低減を可能にしています(図1)。
さらに、高電圧化により、直流配線損失の低減及びPCS変換効率の向上も実現でき、一般的には70%程度であるシステム総合効率を最高90%まで高めることが可能となります(図2)。
図1
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図2
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発電診断システム
発電診断システムは、当社独自の診断技術を基に発電量の妥当性を評価し、不具合等による出力低下を検出するシステムです。また、診断レポートによる発電性能の見える化、遠隔自動診断による維持管理稼働の削減が可能です。さらに、診断対象をPCS単位だけでなく、ストリング単位にも拡張でき、広大な発電所内でも不具合範囲の特定を容易にします。
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情報提供:JPubb