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2015-01-27 15:00:00 更新

光BOX+によるSMA認証取得について 〜スマートメーター普及に向けた光BOX+の活用について〜(NTT西日本)

光BOXによるSMA認証取得について 〜スマートメーター普及に向けた光BOXの活用について〜

(報道発表資料)

2015年1月27日
西日本電信電話株式会社
エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社

西日本電信電話株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:村尾 和俊、以下、NTT西日本)とエヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:海野 忍、以下、NTTコムウェア)は、NTT西日本が提供する「光BOX※1(HB-1000「2」/情報機器)(以下、「光BOX」)へECHONET Lite規格※2に準拠した家電コントローラー機能を搭載※3し、ICTを活用したエネルギー管理システムの取り組みを進めてまいりましたが、この度、スマート電力量メーター(以下、スマートメーター)※4と「光BOX」間の通信(Bルート※5)に用いられるスマートメーター・HEMSコントローラー間のECHONET Liteアプリケーション認証(以下、SMA認証※6)を取得いたしましたのでお知らせいたします。

  • ※1:「光BOX」について
    本製品によるインターネット利用には、「フレッツ光」等のブロードバンド回線、及び対応するプロバイダーとの契約・料金、ルーター等が別途必要です。本製品の利用には、HDMI端子付のテレビが必要です。詳しくは、NTT西日本ホームページ(http://www.ntt-west.co.jp/kiki/hikaribox/)にてご確認ください。
  • ※2:「ECHONET Lite規格」について
    一般社団法人エコーネットコンソーシアムにて策定されたホームネットワーク構築のための通信規格です。家電機器、スマート電力量メーター、太陽光発電システムなどを含む約80種類以上の機器の制御を規定し、2011年にスマートコミュニティ・アライアンスの「スマートハウス標準化検討会」より、「公知な標準インターフェース」として推奨されました。
  • ※3:一般に販売されている「光BOX」では、ECHONET Liteによる家電コントローラー機能に対応しておりません。
  • ※4:「スマートメーター」について
    従来のアナログ式誘導型電力量計と異なり、電力をデジタルで計測し、メーター内に通信機能を持たせた次世代電力量計のことを指します。
  • ※5:「Bルート」について
    スマートメーターと家庭内のエネルギー管理システム(HEMSコントローラー)との通信です。
  • ※6:「SMA認証」について
    スマートメーター・HEMSコントローラー間アプリケーション通信インターフェース仕様書に基づき実施される、第三者認証機関による実機試験での仕様適合性認証です。

1.背景

東日本大震災以降のエネルギー問題を契機として、エネルギーを無理なく、賢く利用することを可能とするためのエネルギーマネジメントが社会的な課題として認識されている中、電力エネルギーの使用の平準化等を目的に、2014年4月に省エネ法が改正され、国内電力大手10社は日常の電力消費量の把握が可能なスマートメーターの導入を決定し、各社が全顧客へスマートメーターを設置する取り組みが進められています。
このような中でNTT西日本とNTTコムウェアは、スマートメーターと建物内のHEMSコントローラー等とつなぐ通信ルート(Bルート)に着目し、ECHONET Lite対応家電コントローラー「光BOX」を活用し、SMA認証取得に向けて進めてまいりました。

2.概要

ECHONET Lite規格およびSMA仕様書の接続認証を行う第三者認証機関として「一般社団法人エコーネットコンソーシアム」から認定を受けている「神奈川工科大学HEMS(ECHONET Lite)認証支援センター」※7において、認証試験を受験し、2015年1月23日付けでSMA認証を取得いたしました。
なお、今回SMA認証を取得した機器構成は、「光BOX」と、スマートメーターと無線通信をおこなう「920MHz※8USBアダプター」です。
別紙参照)

  • ※7:「神奈川工科大学HEMS(ECHONET Lite)認証支援センター」について
    経済産業省にて開催されているスマートハウス・ビル標準・事業促進検討会において、スマートメーターとHEMS間の機器接続認証を第三者認証機関で行うことが決定され、仕様を策定しているエコーネットコンソーシアムより、神奈川工科大学HEMS認証支援センターが初の認証機関として認定を受けています。
    詳しくは(http://sh-center.org/hemsinfo/1755/
  • ※8:「920MHz帯通信」について
    Bルートの通信方式については、920MHz帯通信が国内大手電力10社の主方式として選定されています。
    詳しくは(http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/shoujo/smart_house/pdf/006_s03_00.pdf

3.今後の取り組み

SMA認証の取得により「光BOX」とインターネット接続※9を経由し、電力消費量を把握することが可能となりました。今後は本機能を活用した、「フレッツ光」、「光BOX」の販売拡大とエネルギー関連事業者様や家電・機器メーカー様、アプリケーション提供事業者様等との更なるアライアンス拡大を目的として取り組みを進めてまいります。
さらにはエネルギー関連事業者様や家電・機器メーカー様、アプリケーション提供事業者様等とのアライアンスを通じて、スマートメーターを通じて収集される電力消費量データを活用した、ご利用者様にとってより便利で、賢くエネルギーを利用することが出来るサービスの創出による、ICTを活用したブロードバンド・ユビキタス社会の実現に向けた取り組みを進めてまいります。

  • ※9:フレッツ 光ネクスト等のインターネット接続サービスおよびプロバイダーの契約・料金が別途必要です。

4.展開エリア

西日本エリア※10

  • ※10:富山県、岐阜県、静岡県以西の30府県です。

5.各社の役割

(1)NTT西日本

  • 「フレッツ光」、「光BOX」の販売
  • 本件に関するアライアンス戦略の策定 等

(2)NTTコムウェア

  • 「光BOX」を活用したECHONET Lite対応アプリケーションの開発
  • 「光BOX」のSMA認証取得に関するHEMS(ECHONET Lite)認証支援センターでの認証試験対応 等

別紙・参考資料

本件に関する報道機関からのお問い合わせ先

西日本電信電話株式会社
マーケティング部 アライアンス推進室
吉田、原、山際
TEL:06-4793-5141

エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社
広報室
渡邉、鹿間
TEL:03-5796-4139

※ニュースリリースに記載している情報は、発表日時点のものです。現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

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