常願寺川第一発電所の改修に伴う出力変更について
平成26年12月17日
北陸電力株式会社
当社は、常願寺川第一発電所(富山県富山市中滝)の設備改修に伴う性能確認試験の結果、発電所出力を300キロワット増加させたことから、電気事業法第9条第2項の規定※1に基づき、本日(12月17日)、「電気工作物変更届出書」を経済産業省中部経済産業局へ届出ましたので、お知らせします。
[発電所出力の概要]
・常願寺川第一発電所 出力 11,700キロワット(300キロワット増)
当社は、水力発電電力量の拡大に取組んでおり、これまで、2020年度までに発電電力量8千万キロワットアワー/年程度の拡大(2007年度対比)を目標に進めてまいりましたが、既存設備の改修等の取組みをさらに拡大し、1億キロワットアワー/年の拡大を新たな目標として取り組むことといたしました。(平成26年3月27日お知らせ済)
このたび、常願寺川水系の常願寺川第一発電所において、水車・発電機の設備改修に伴う性能確認試験により、発電所出力を合計300キロワット増加できることを確認したことから、出力を変更いたしました。
この発電所出力の増加により、発電電力量は年間約130万キロワットアワー(一般家庭約360世帯の年間使用電力量に相当)増加し、年間約800トンのCO2排出量削減効果※2が期待できます。
当社は、今後とも再生可能エネルギーの導入拡大などにより、低炭素社会の実現に積極的に取組んでまいります。
以 上
別紙:「常願寺川第一発電所の概要」
※1 電気事業法第9条第2項の規定
発電所出力を変更する場合、出力変更後(事後)に経済産業省へ届出なければならない。
※2 当社2013年度調整後CO2排出原単位を使用して試算