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2012-11-01 00:00:00 更新

サンテックパワー太陽光発電モジュールのPID耐性を証明

2012 年11 月1 日
サンテックパワージャパン株式会社
www.suntech-power.co.jp


サンテックパワー太陽光発電モジュールのPID 耐性を証明


サンテックパワージャパン株式会社(本社 東京都新宿区 社長 山本豊)の100%親会社であるサンテックパワーホールディングスは、世界で最も権威ある試験・認証機関のひとつとして知られるVDE(※1)で実施された最新の試験において、サンテックパワーの単結晶および多結晶の太陽光発電モジュール(※2)がPID (※3)に対して高い耐性があることが立証されたと発表しました。


VDE の試験結果報告では、サンテックパワーのモジュールは上記試験において著しい劣化は見られず、問題なく出力レベルを維持することが確認されました。


サンテックパワーの研究所が併設されているサンテックパワーオーストラリアのテクニカルディレクターであり、世界を代表するモジュール信頼性試験の専門家であるステファン・ジャーナソンは以下のように述べています。


“今回の試験結果によって、弊社製品のPID 耐性は十分であることが証明されました。激しい競争が続く世界市場の中で、サンテックパワーは単に低価格にこだわるのではなく、お客様が長期間安定した発電性能を維持しクリーンなエネルギーを享受できるよう注力し続けます。”


今回のPID 試験の手順は、テュフラインランド(※4)によって推奨されている検査方法に従って実施されました。試験に先立ってモジュールの電気特性の測定および電界発光(EL)イメージング検査で試験前の性能確認を行い、モジュール表面とフレームをアルミホイルで覆った状態で温度25℃湿度75%の環境下において168 時間連続で1000V の直流電圧をモジュールに印加した後、再度電気特性の測定とEL イメージング検査を行うことで、試験前の性能に比べ劣化や欠陥などがないかを確認しています。


太陽光発電システムは様々な厳しい環境下で使用されるため、環境負荷に起因する性能劣化への信頼性が重視されます。サンテックパワーはPID をはじめとする様々なリスクを排除するために、厳しい審査基準に基づく厳格な部材選定や、世界最高水準の生産工程管理と品質管理を徹底して行っています。


<本件のお問合せ先>
サンテックパワージャパン株式会社
マーケティング本部 広報担当 三澤・北原 03-3342-3892


(文中の注釈)
※1 VDE (Association for Electrical, Electronic and Information Technologies)
1893 年に結成されたドイツ電気技術者連合が主となって設立したのがVDE 試験所で、電気製品の安全性試験と認証業務を行っています。
※2 試験対象モジュール: 単結晶 W シリーズ、多結晶 W およびV シリーズ
※3 PID (potential-induced degradation: 電圧誘起出力低下)
特定の環境やあるシステム接地条件において、太陽光発電モジュール内のセルと接地されたフレームとの間に電位差が存在する状態が長期間継続した場合に、まれに生じることがある出力低下現象です。
※4 テュフラインランド (TUV Rhineland)
テュフ ラインランド グループは1872 年に設立された、グローバルに技術サービスを提供する世界有数の第三者認証機関で、本社はドイツ、65 カ国に500 の拠点があります。


<サンテックパワーホールディングス、及びサンテックパワージャパン株式会社について>
サンテックパワー社は2001 年に中国無錫で設立され、2005 年にニューヨーク証券取引所に株式を公開しました。2006 年に日本市場の開拓とBIPV(建材一体型太陽電池)のノウハウを共有するために、太陽光発電モジュール製造販売で長年の実績を持つ株式会社MSK を傘下に収め、2009 年6 月にサンテックパワージャパン株式会社として発足させました。2008 年末に太陽光発電セルとモジュールを合わせ1GW の生産能力を世界で初めて達成、2010、2011 年度に太陽光発電モジュールの生産量※1・出荷量※2 で2 年連続世界第1 位となり、また2011 年10 月に累積設置量5GW を世界で初めて達成し、2012 年8 月現在で累積設置量は7GW を超えています。世界80 か国以上の国で販売されており、市場規模の大きいヨーロッパ各国、米国、アジア中近東で高い評価を得て、各地で占有率第1 位※3 を獲得しています。


※ 1 (独)PHOTON International 2011 年、2012 年3 月号による
※ 2 (英)IMS リサーチ 2011 年4 月、2012 年2 月による
※ 3 サンテックパワー社調べによる

情報提供:JPubb

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